邑(ゆう) …「地方の町やむら」。 cf. 殷では「王が直轄する都の地」、周では「王や諸侯、豪族の治める領地」のこと。 文字の成り立ちは「口(領地)+屈服している人」。民衆が領主に服従するその領 地をあらわす。 これが後に部首の「おおざと」(例えば、「都」の右側)の形になって、町や村など 場所をあらわす文字に使われるようになった。